自然に帰れ
村田昌謙博士
心理学博士、
健康科学博士、風水気学家、
星風会代表、淡江大学客員教授、
IMGS (国際メンターシップ)大学院大学、教授
「自然のパワーと沈潜」
瞑想、座禅、沈黙は休息の典型のひとつ。習慣化できることが望ましいのですが、しかし、瞑想を習慣化して、良い瞑想を継続できるのは、百人のうち何人もいません。 仕事や日常に追われるからです。そこで、もし瞑想ができないなら、補助的手段を積極的に活用することでしょう。
「自然にかえれ」 ルソーやエマーソンをはじめ、ソローにいたるまで、過去にどれだけの 偉人たちが叫んできたことか。瞑想の習慣のない偉人はいない、、、と言いますが、 彼らは自然の中で、その休息をおこないました。
私は今、自然に帰れ、ということを補助的手段といいましたが、時に都会や 現実的生活の場や仕事の場を離れ、原生林や海洋の自然の息吹、氣の満ちる場に自らを置くことは、瞑想に似た深い休息が得られるからです。
あらゆるものには意識があります。石(鉱物)、植物、動物、人間、これらの中の、しかも高いエネジーと共鳴したいわけです。それが非常に簡単に出来るのが原生林でしょう。そこには鉱物、植物、動物も生息していて、しかも汚染されてなく、純なエネジーに満ちているからです。
自然の氣のプラーナ、静寂、大地や海洋のエネルギー、自然の音(小鳥、せせらぎ、波の音、風など)や澄んだ夜空の星々、草花、樹木の香り、、、
それらとの心優しい交流、現実生活や仕事でのアドバイスに至るまで、自然の深い懐に入り込むことで、それらを心を開いて受け容れるならば、凄いメンター(人生の師、導き手)に会ったようなヒントがいただけます。
老子のいう自然の中で心が無(ゼロ)、タオの極致を体験するとき、さまざまなメッセージというべき啓示を受け、現実の生活に役立てることも出来るでしょう。
私たちは誰もが吾が内なる神聖な存在と一体なのです。
古来からある禊祓いや六根清浄は浄化の為にあるとされていますが、深く深く内に沈潜し神聖な存在に触れさえしたら、自動的に浄化は進みます。
海も山も、人間に汚されていないところは、自然の浄化作用が強く、同時に自然の(神の)息吹を私たちの心身に注ぎ込んでくれます。ましてや、それが祐氣先であれば、そのシナジー効果は絶大であり、強運、ツキを呼び込むのは当然なことといえます。
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